新田商店について
新田商店のこだわり
選び抜いた素材に手間のかかる製法。そして妥協しないという姿勢。
納豆の一粒一粒に込めた当店のこだわりをご紹介します。
素材のこだわり
選りすぐった材料だけで
新田商店の納豆には、その年とれた一番いい等級の大豆を使用しています。それは、豆の甘さはもちろん、いい豆でなければ新田商店の味にならないから。
やわらかくふっくらした当店の納豆は、豆を低い圧力でじっくりと炊き上げ、最大限に膨張させるのが肝。そのために必要なのが、煮崩れしにくい上等な大豆というわけなのです。
うまい納豆にこの菌あり
当店では、国内三大納豆菌種のひとつ「宮城野納豆菌」を使用。業界でも神話的な人気を誇るこの納豆菌は、大豆の味わいを活かした当社の納豆と相性がよく、タレをつけなくても美味しい納豆に仕上がります。
豆のうまさを主役にする水
納豆の原材料は、豆、水、菌の3つだけ。シンプルな故に、水の選び方で味が変わります。当店では、豆の旨味や甘みが引き立ち、雑味のない味わいに仕上げる弱アルカリ性の水を使用。
作り方のこだわり
経験が教えてくれる洗い加減
当店の職人が代々引き継いできた技のひとつが、豆洗い。ひと袋ごとに違う豆の状態を見極めながら、毎朝手作業で大豆を洗い上げます。豆を傷つけず汚れは落ちる、その絶妙な加減は、職人の経験の賜物なのです。
真似ができない手仕事の妙
職人は、豆の状態や気温から、浸漬時間や炊き上げる圧力を判断します。機械のように一定に扱えない作業がひと工程、ひと工程続くのが当店の納豆作り。手間のかかる丁寧な仕事が、変わらぬ味を生み出します。
じっくり、ふっくら、やわらかく
一般的には窯の圧力を上げ、短時間で炊き上げるものが多い納豆。当店は、じわじわと窯の温度を上げ、低い圧力でじっくり炊く。だから、「小粒納豆」でも豆が大きく、ふっくらやわらかい納豆に仕上がるのです。
発酵について
企業秘密の発酵室
豆を炊き上げたら、いよいよ発酵。納豆菌をかけた豆を「室(むろ)」と呼ばれる発酵室に入れ、40℃前後で18時間寝かせます。お客様の手元に届く頃に食べごろになる、ちょうど良い発酵時間です。